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- Blog記事一覧 -おばあちゃん。
院長高木です。
6月28日夜、おばあちゃんが亡くなりました。
私は先輩の結婚式で福岡へ行ってしまっていて、
2次会でその知らせを聞きました。
28日夜は羽田行きの便がもう無かったので
29日朝イチの便で戻ってきました。
一晩、落ち着かせてくれる時間をもらったんだと思います。
東京も九州も雨でしたが、雲の上は青く晴れ渡っていました。
おばあちゃんには毎日さわっていたので、
最近食べられずに痩せてしまったことや
体温も下がっていた事を、わかってはいました。
ただ、まだ実感はわきません。
ただ眠っているようにみえます。
・・・先輩の結婚式に出させてくれるために、
少し頑張ってくれたのかな、と 思います。
元の上州屋酒店でもずっと現役で店番を務め、
つい昨年心臓の病で倒れるまでそれは続きました。
皆に愛されるキャラクターで、酒屋時代からのお客様、
今の患者さんにも
「おばあちゃんはげんき?」
って、ずいぶん聞かれました。
そのたびに
「げんきですよ~」
って答えました。
そうなんです。本当に元気だったんです。
心臓の手術が終わって退院した後
寝返りも出来ない、床ずれが出来るような状態から
自分で座って、つたい歩きが出来るようにまで回復したんです。
普通、90も過ぎるようになると、かなり回復は難しくなります。
現状維持で精一杯です。
病院やデイサービス勤務でもそれは感じていました。
とても94歳(!)の回復力ではありませんでした。
一昨日、最後に会った時も「具合はどうですか?」って聞くと
「ぼちぼちねぇ~」なんてはっきり答えてくれました。
苦しまず、草木が枯れるように。
家族にも、心の準備をさせる時間をしっかり与えてくれました。
みんな、最期の時は自宅で迎えたいと願い、
健康で、床に伏せるようにはなりたくない、延命はしたくないと願い、
それが叶わずに病院のベッドで最期を迎えています。
自宅で、自分の部屋で、家族に見守られて、
苦しまずに眠るように息を引き取れる人、
いったいどれだけいるんでしょう?
おばあちゃん、きっと幸せだったと、願いたいです。
~おしらせ~
都合により、7月1日の午後、2日(終日)
整骨院&ロータス共にお休みとさせていただきます。
7月1日、2日の午前中は
通常通りの受付となります。
院長高木でした。